⬇︎👀他の人はこの問題どう見てる?
こんにちは。グラです。
このキャッチ画像。
融資型(ソーシャルレンディング)全盛の時に投資をされていた方であればご存知、maneoファミリー事業者のロゴ集合画像となります。
今は大本のmaneoの新規ファンド停止に伴い、すべての事業者のファンドも停止され、ある事業者はしっかりと返済対応し、ある事業者は裁判になったりとその後の対応は様々です。
そういえば、当時はmaneoに口座を持っていると、その情報を元に他事業者への口座開設も簡単にできましたよね。
その結果、maneoファミリー内で分散投資(にはなっていないけど)が進み、結果的に被害が大きくなった側面もあったのではと今思います。
と言う事で、温故知新っ!
これからも盛り上がるクラファン投資業界で投資を通じて利益を得るために、一度過去を振り返って今の状況と照らし合わせ、改めて自分(自身)の考え方や投資判断を見直す機会になればと思いました。
ということで、今回は現時点で確認できる「maneo・ファミリー事業者の最後の状況」
つまり事業停止した際、最後のファンド募集時の利回りを見てみました。
今と比べてどのくらいの利回りだったでしょうか?
まずはこちら!
maneoを見てみましょう!
自分もmaneoでは期失ファンドを複数持っていましたが、そのファンドの利回りは大体5%〜6%でした。しかし最後の募集状況を見ると9.0%〜9.8%とかなり高い利回りになっていたんですねぇ。
この時は既に他の事業者などでも問題が発生しつつあったので、募集を停止しない事に批判があった記憶がありますね。
続いてはこちら。
裁判などいろいろ話題のグリーンインフラレンディング。
11.5%〜13.0%と、当時でもそう思いましたが今見みるとかなり異質というか、衝撃的な利回りだったんですね。事業開始時の目玉的なファンドの利回りではなく、常時こんな利回りだったわけですからその後の展開も予見できる可能性は高かったように思います。
とは言え、ある程度分散してリスクが高い利回りのものも取り入れると言うのは、投資をする上では普通にアリだと思いますし、実際損失も織り込んで投資されていた方も多かったんだろうなと思いますが、全てのファンドが償還されないというところまでリスクを織り込んだ方がきっと少なかったんだろうと思っています。
続いてはこちら。
グリーンインフラよりも大きい遅延額で話題となりましたクラウドリース。
こちらも10.0%の高い利回りが最後の募集状況となっています。
とはいえ、クラウドリースに限らずですが当時はmaneoマーケットが業務改善命令を受けたことよりリファイナンス基準の見直しによって遅延してしまった流れもあるので、一概にクラウドリースを責めるのはどうか。という雰囲気だったように思います。
続いてはこちら。
代表者逃亡で話題となったガイアファンディング。
こちらも11.0%と10%越えの高い利回りが最終となっています。
担保順位が1位のものが多かったように思いますが、米国向け不動産融資を行う事業者への貸付が主で、かなりリスクはあったものと思います。
なので、それを踏まえればこの利回りなら今でも適正には思えてしまいますね。
続いてはこちら。
maneoファミリーではありませんがラッキーバンク!
9.5%〜10.0% とmaneoファミリーと変わらず高い利回りで募集されていたようですね。
自分はラッキーバンクの適当な犬のキャラクターを見た瞬間にヤバさを感じましたが、比較的長く償還実績(と言っても身内還流の自転車操業的な)があった事が、その分被害を大きくしてしまったようですね。
ということで、通常募集でこの高い利回りは今では当然考えられませんが、当時はどこを見てもそういったファンドが多かったこともあり、その異常性に気づくのはなかなか難しかった状況もあると思います。
①事業者の問題はもちろん、②借り手の問題、③貸付基準の問題、④担保査定の問題、そして⑤行政側の法整備の問題と、今と比べて当時はまだまだ課題があった状態で手探りのまま盛り上がってしまった感はありました。
現在は融資型でも不動産投資型でも過去の経緯を踏まえた取り組みをされていると感じていますし、自分自身不安を持って投資はしていませんが、盛り上がっている今だからこそ、一度過去を振り返って考える機会を設けてみるのも良いかもしれませんね。
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